声が良すぎてあかん

シチュCDの感想をあげます。

コクーン type01.ナツメ 湯町駆 感想

※この先の文章にはネタバレが含まれるので未視聴の人は読むのを控えて!と言いたいところですが、この文章でこの作品での湯町さんの良さを語ることは到底出来ないので、別にこの感想を読んだ後に作品を聴いて頂いてもとっても満足できると思います。それくらい良かったです。

話の内容、シナリオもさることながら、とにかく湯町さんの演技力が凄すぎて怖くなりました。湯町さんに演技のお仕事がもっと増えますようにと心から願いました。湯町さんの演技をもっと聞きたい!!ので!!!🙏



◎おおまかなあらすじ
ひょんな事から怪我をして介助が無いと生活出来なくなってしまった主人公の元に介助用のアンドロイドとしてナツメくんがやってくるお話です。

ナツメくんは人間の介助用に作られたアンドロイドで、見た目や質感は人間の細胞から作られた為にヒトと変わらないのですが、仕事の妨げにならないよう性欲などの要求はプログラムされていません。
ですが、主人公に人間と同じように接されたことで、恋心という欲、主人公とずっと一緒にいたいという夢ができてしまいます。

色々省略しますが(省略した部分も超〜〜〜〜良いです)、このナツメくんの気持ちは、結局主人公に受け入れてもらえません。受け入れて貰えなかったことで、ナツメくんは狂愛に走ります。




色んなところを端折りましたがざっと流れは上記の感じです!この重たい内容を、湯町さんがとにかくほんとにまじでリアリーチンチャ最高の演技でお芝居してくれてます。湯町さんのフリートーク(大好き)でご本人様も仰ってますが、難しかった…と これは難しいでしょうね?!?!!!!湯町さんだからこそ試行錯誤したくて余計難しかったんじゃないなと思いましたが、ほんと〜〜〜〜〜うに素晴らしかったです。

私自身湯町さんの可愛い演技が大好きで、シチュエーションとしては あまあま年下とかが好きだったりするのですが、この作品の湯町さんは相変わらず可愛らしい声と演技ではありますが、あまあまとは程遠くて狂気と悲哀に満ちた感情が滲み出ているような演技で、エチチッ!なシーンでも「こわ…つら…せつな…かなし……喘ぎ声可愛…」くらいのテンションで聴いてました。喘ぎ声は相変わらず可愛いです。可愛い。

湯町さんの発するナツメくんの声の端々から感情を読み取る度に鳥肌がたって、可愛いことを言っているのに怖さで戦いてしまうところがいくつかありました。
といっても、狂愛に満ちた演技としてよくあるじとーっと重く湿っぽい分かりやすい演技は少なく、聴いているこちらが純粋に「えっ今の感じってもしかして…?」と少し勘ぐるレベルの自然で溶け込んだセリフの吐き方だった思います。そこが大好きでした。

しかし、ナツメくんはただ怖くて狂ったアンドロイドなんかじゃなくて、純粋な気持ちを抱いただけの、何も悪くない、ただの恋する男の子なんです。
聴いていて、ナツメくんの言動に恐怖を感じながらも、ひたすらにナツメくんが幸せになる方法は無いか、考えていました。ナツメくんはどうしたら幸せになれる……?
てかコクーンの製作者は何を思って痛覚をプログラムしたの?狂ってるのはお前やなかいか!?

特典はメイト特典までしか聴いていませんが、他の方の感想を見る限りステラ特典で結構ぶちのめされる結末があるんじゃないかと震えてます。メイト特典よりもステラ特典はもう少し結末が近付いたお話なんじゃないかな…?


最後に、今回の湯町さんの演技でキャ!🥰となった部分は、メイト特典の「恥ずかしいの?」っていうセリフです。イタズラに微笑むような恥ずかしいの?じゃなくてナツメくん自身も少し苦笑いしてる感じの「恥ずかしいの?」
このセリフの後にナツメくんも「恥ずかしいのは俺も一緒なんですけどっ!」って言うんですが、あくまでも対等で、そっちも同じ気持ち…?って確かめるかのような。語尾が上がらずにふわふわと宙に浮いてるような言い方で、この細かいニュアンスでグッと心を引きつける湯町さんの演技力まじでスゲー!!!!!!!になりました。



ここまで、怖いナツメくんの演技がすごかった!という事ばかり話してしまいましたが、最中とかその前のまだ可愛いだけのナツメくんの演技ももちろん最高でした。いつもの可愛い湯町さんも堪能できます!!!

とにかく!!!めちゃくちゃ良かったのでめちゃくちゃみんなにめちゃくちゃ聞いて欲しいです。めちゃくちゃ良かったほんとにまじで!!!!!!!!!湯町さんの演技力に恐れ戦いて!!!!!!!!!!!!!!

 

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canaria-rec.com