声が良すぎてあかん

シチュCDの感想をあげます。

灰かぶり美青年が初恋の魔女を愛し尽くす方法 ーシンデレラくんの場合ー 猿飛総司 感想

※この先の文章にはネタバレが含まれますので未視聴の方はお気を付けください。

 

 

 

 

 

 

◎あらすじはこちらのページにて別で記載しております。

特別なものは何もないので目を通さなくても大丈夫です。

akan-wa.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品ですが、「理解できないのは自分の理解力が足りないからだと思わせておいてそもそもシナリオがトンチキなので理解できるはずがない系物語」だと私は解釈したので、その前提で感想を書かせていただきます。

物語を理解しようと何回も聴きましたがどうしても手に負えない部分があるので、灰の童話と同じく私も物語への理解を"放棄"させていただきます(上手いこと言ってやったぜの顔)

 

 

 

 

まず、この物語を混乱させている一番の矛盾点は『シンデレラくんは結局ヒロインに灰の童話の記憶を思い出して欲しいの/欲しくないの』だと思います。

 

シンデレラくんの口から語られるのは、灰の童話の世界で魔女と過ごした日々のことか、魔女のことをどれだけ恋しく待っていたのかの二択くらい。本当にヒロインのことが大好きなんですね。かわい~

口を開けば「昔もこうしてくれたよね」「こんなことがあったんだよ」「覚えてる?」と、ヒロインに記憶を思い出して欲しそうな素振りが多いです。

覚えてないヒロインを見ると「忘れちゃってるか…」と寂しそう。

 

でも、こんなにも思い出して欲しそうなシンデレラが、思い出せなくなる黒魔法をヒロインにかけてしまう。

なんで…分からない……分からない…………

 

辿り着いた私なりの解釈は"シンデレラの葛藤"です。

シンデレラはヒロインに一人の男として見てもらいたいけれど、ヒロインが記憶を取り戻し幼かったシンデレラのことを思い出せば、"一人の男"ではなく"可愛い子供のシンデレラ"として子供扱いされてしまうのではないか?

記憶を取り戻せば、シンデレラのことだけでなくヒロインに惚れていたその他の男たちや余計なことも思い出してしまい、自分に向ける関心は薄くなってしまうのではないか?

でも、記憶を取り戻したとしても成長した自分を見ればヒロインも一人の男として自分に好意を向けてくれるかもしれない。

そもそも、ヒロインとの大切な思い出を、2人で共有したい…

 

ここら辺の感情がシンデレラの中で渦巻き、結局は"ヒロインをドールにする"という確実にものにする方法を選択をしたのではないかと思います。

だからこそ、ヒロインをドールにすることへ様々な葛藤があったシンデレラは黒魔法の完成が近づいたとき、本当にこの選択で合っていたのか…と涙を流した。

 

思い出して欲しい気持ちとそうでない気持ちがシンデレラの中で混ざり合った結果、この矛盾を生み出したのかなと。

実際、黒魔法を仕上げている最中にも「俺のことをもっと思い出したいの?嬉しいな」と言ってますし、彼の中でも矛盾した感情を制御出来なかったのでしょう。

 

だとしても分かりにくすぎるし行動と言動が相反しすぎてて混乱します。辻褄はかなり合っていないと思う。

シンデレラが黒魔法をかけたとカミングアウトした時にヒロインがなんで?と聞いても明確な答えを言ってくれないのでもう何も分からないです。

 

この黒魔法に関しても「体液を介して少しの魔法が使えるようになる」と説明されてるけど、ヒロインが封印の魔法をかけられているのかもと発覚するまでの間に2人が体液を交えるシーンはありませんでした。

シンデレラ…お前、いつの間に……!!?

"体液を介して"という説明だから、ほっぺにキスした時に唾液がついて…という解釈を無理矢理しようと思えば出来るけどだとしたらあまりにもナンセンスだし、メイト特典でキスして魔法をかける描写があるから発生条件は少なくとも唇同士のキスっぽいです。

ワンチャン家で出された食べ物たちに何か仕込まれてた可能性もある。

 

こんなふうに話の辻褄を合わせるため多方面から可能性を探り想像力を膨らませた結果もう何も分からなくなりました。

シンデレラくんは思い出して欲しいのか欲しくないのか、どっちなんだい!!!ヤー!!!(CV.なかやまきん〇君)

 

 

 

 

次に、ヒロインの感情が常に不鮮明なのがより色々な部分を分からなくさせていると感じました。

この作品の中でヒロインの心模様が描かれている部分はほぼありません。

 

一応トラック1で本を読み涙を流すシーンはありますが、この時のヒロインの感情は定かではありません。

公式のあらすじに"本を読んで不思議な気持ちになり涙を流した"と書いてありますが、それは "涙を流した理由をヒロイン本人も分かっていない"ということとイコールです。

 

ヒロインは訳も分からず涙を流し、訳も分からず灰の童話に飛ばされるという大変な状況になってしまいました。

本来ならこんなことをされたら大混乱に陥りそうなものですが、そういった描写はなく、灰の童話に来たヒロインの状態は肩が冷えてたりなかなか寝付けないこと以外になんの説明もありませんし想像できる余白も用意されていません。

 

例えば、トラック2の温かい食事を食べている場面の「今の美味しいの顔、昔と一緒だね」というセリフの後、突然違う世界に飛ばされ混乱しているであろうヒロインの様子を心配するように「少しは元気が出たみたいで良かった」と言えば、ヒロインの状態や気持ちの温度もなんとなく伝わってくるし、シンデレラのヒロインを想う気持ちの強さも補償されると思うんです。でも本編では「あのさ、子供の頃…」と昔話を始めてしまいます。

なかなか寝付けていないヒロインの部屋にシンデレラが来たシーンなんて心的描写の絶好のチャンスなのに、ヒロインが寝付けない理由は「記憶もじきに戻るはずだよ」というセリフで(記憶が戻らないことが不安なのかな?)と察させるだけで終わりです。そのあとはまた昔話。そもそも飛ばされた当日の夜に寝付けない理由がこれなのはちょっと違和感。他にも色々あるんじゃないか…?

 

シンデレラがどれだけヒロインのことを想っているのかを昔話をたくさんさせることで表現したかったんですかね?

でもその頻度が結構多いのでめちゃくちゃ過去に固執してるように思えてしまうし、最初に書いた 思い出して欲しいのか欲しくないのかという矛盾点をより増長させる結果に働いていると思います。そしてやっぱり心的描写の機会を奪っているとも思う。

 

ずっとこの調子でヒロインがシンデレラのことをどう思っているのかすらも見えないまま話はどんどん進むので、「ずっと俺を愛してくれる?」というシンデレラの問いにヒロインがNOのような返答をした意味も分かりません。

 

この拒絶に対してシンデレラが「この先もあなた以外に好きな人なんて出来るわけないのに」と答えていることから、おそらくヒロインはさっきの問いに「シンデレラにはもっと良い人がいるよ」というような返答をしたのかな?

こうなるとその次の「あなたのここはこんなに濡れて俺を求めてくれるのに」というシンデレラのセリフには(え?そんなセリフを吐くほどの拒絶か???)と疑問を感じざるを得ません。

 

キスを受け入れたり身体を許す展開になるのも先述の通りヒロインの気持ちが分からないため理解しがたいところではありますが、ドール化してきてる段階だったので意思が鈍っていたのかな…と10000歩くらい譲って考えられます。

でもシンデレラからの問いにNOと答えられるほどの意思はあるみたいです。なんやねん。

もう色んな所に矛盾がちりばめられていて収拾がつきません。

 

拒絶されたと感じたシンデレラが半ば無理矢理行為を続けているのに抵抗する素振りが無いのも疑問です。そもそもミステリアスな先輩の変な魔法に何の抵抗も示していないですし最初から基本的にヒロインはされるがままです。もしや元からドールだったのでは?

 

これはシチュエーション作品なので聴き手側がある程度ヒロインに感情移入出来たり状態を想像出来たりする描写が無いと、聴き手は置いてけぼりにされるだけです。

それはたとえ壁視点だとしても同様です。そもそもヒロインの輪郭がぼやけていては見えるものも見えません。

 

置いてけぼりにされて作品の世界観に入り込めなかったのも悲しいですし、なにより物語へのはてなが頭にたくさん浮かび声優さんのお芝居に集中出来なかったのが残念でした。

 

作品の世界観についても持て余し感が否めないなと感じました。

せっかくいい素材がそろっているのに使うところを間違っている感じ。

シンデレラの要素は最後のトラックのなんか良い感じのこと言うとけタイムみたいな流れに無理矢理詰め込んだ感じにしか聴こえなくて、セリフとしても物語の締めとしても興醒め感がありました。

 

 

 

最後にこの作品のテーマにある共依存について書きます。

一概には言えませんが、そもそも共依存とは、依存症者に必要とされることに存在価値を見いだし、ともに依存を維持している状態のことを指します。

なので、ヒロインのことを想いすぎたが故に不安定になってしまったシンデレラを見て"私が居なきゃダメなんだ"と感じたヒロインは、シンデレラの愛を受け止めることにした。という流れが共依存に当てはまるかなと思います。

トラック6の後半で描きたかったのはこういう流れかな。

 

ですが、シンデレラが不安定さを露わにする流れや背景があまり説明されていなかったり、封印やらなにやら色んな設定が盛り込まれたおかげで色んな辻褄が合っていなかったりして共依存の関係性を描き切れていないと感じました。

これを共依存と言うにはあまりにも素材が足りなさすぎる。

 

 

そんなこんなでつまりはトンチキストーリーでした。考えれば考えるほど沼にはまってしまうタチの悪いタイプです。

 

 

 

というか、トンチキストーリーに気をとられて肝心なお芝居に触れてなくない!?ウォウウォウ🎶

シンデレラくんのお芝居、まじで最高~~~~~~~!!でした。

 

まずミステリアスな先輩ですが、今までの猿飛さんボーイズの中で一番低い声です。一瞬しか出てこないけど結構爪痕残してる。

第一声から当て馬感がすごい。一見余裕そうに思えるけどヒロインのことを自分のものにすることに必死で目の奥が笑ってなくて痛々しい。

どれだけアプローチをかけても振り向いてくれないし、今後も可能性は無いんだろうな気付いてと心のどこかで諦めてても、持ち前のプライドの高さゆえに引くに引けなくなってそう。

案の定無理だったことに憤ってシンデレラやヒロインを見下すような負け犬の遠吠えしてるのももはや可愛い。素直になりなよ^^

魔法かけるときに両耳から声するから猿飛総司×猿飛総司の3P始まったかと思ったけど違いました。ここどちらも別の音声が流れてるのでなんかちょっと嬉しいです。

 

 

 

シンデレラくんはちょっと声高めで可愛い。

常に甘えるような声でたくさんおしゃべりしてくれるのでめっちゃ癒されます。あのねあのね!って前のめりな感じでヒロインに話したいことが溢れちゃってるの可愛いけど、話せなかった月日のことを思うと少し切ない。これからたくさん共有できるといいね😭

 

シンデレラくんの凄いところは、リップ音がちゃんと童貞なところです。

始めて唇にキスする場面では、顔を近づけてギリギリのところで少し止まってからためらいがちに優しくキスしてる。音も控えめで、お姉さんとの初めてのキスを確かめながら噛みしめながらゆっくり味わってる感じがする。

ここら辺から声に感情の重さが滲み出てて良い感じです。

 

いざベッドについたらまたキスが始まるんだけどやっぱり音が控えめだよね?長いキスよりもちゅっちゅって感じの可愛いキスが降り注いでる感じです。かわよ

耳舐めもおずおずといった感じで、吸いが弱いしあんまりじゅるじゅる鳴ってない。今回ばかりは熟れた桃食べてないみたい。でも下を舐める場面では熟れた桃食べ始めてます。

「童貞だよ」ってセリフめちゃくちゃありがたいし、"お姉さんに捧げるためにとっておいた"ことにちゃんと誇りを持っているのか 引け目を感じて無さそうな態度で可愛いです。むしろ自分が童貞なことを忠誠の証にしてるような感じ。そういう部分は公式の紹介文にもある通りしっかりワンコなんだなって感じです🐶

 

舐めながら漏らす声とか吐息は相変わらず手練れのセクシーさをまとっていてさすがですが、童貞らしく余裕のない切羽詰まった状況が伝わってくるほど呼吸は荒いです。

その状態で「好き…好き、好きだよ…」と焦がれるような声を放つので耳死ぬ(耳死ぬ)。

呼吸の荒ぶりもただはぁはぁを激しくしているだけでなく、唾を飲み込む音でも表現してくれているのでよりダイレクトに興奮が伝わってきます。

こういう匙加減ってディレクションなのか演者さんの技量なのか、どうなんでしょうね?どっちにしろ猿飛さんの表現力が長けていることに変わりは無いですが気になる。

あとやっぱり本当におっぱい舐めてる。今回で確信した。おっぱいです。

 

喘ぎ声も大きくてめちゃくちゃ気持ちよさそう。百合くんを除いたら今までで一番喘いでるんじゃないかな??

初めてだからイったあとしばらく放心してるの可愛いし、相当気持ちよかったのか喉がカハッって鳴ってて、目を白黒させてる情景が目に浮かびます。

童貞なのにキスしながら服脱がすし「上手にイけたね」とか「おくち動かして」とか言いやがる。おくちに関しては直前で普通に口って言ってるから確信犯です。

 

フェ…のときのSEがスライムの沼で足踏みしてるみたいな音なのは気になりました。しかも舐めて?って言う前からスライムの沼で足踏みしてるからシンデレラくんのちんが自発的に音を発してる可能性があります。ちんBGMの可能性。は?

 

行為のシーンは後半になるにつれてシンデレラくんが強引になっていくのですが、それと反比例してキスの回数が減っていくのは良い演出だなと思いました。キスが減ると心の距離もどんどん離れていくような気になってより悲壮感を漂わせていたと思う。

猿飛さんの泣きの演技が毎度好評だからか今回もまた泣かされてます。猿飛さんのこと泣かせれば私たちが喜ぶと思ってるんでしょ。そうですよ。

 

 

猿飛さんのお芝居に関しては今回もまた余すところなく素敵で、毎回良さを更新してきています。リップ音にも色んな表情を感じるし、吐く息一つ一つに感情が乗っているような丁寧なお芝居に感服させられるばかりです。そろそろ文句の一つくらい言わせてほしい!!!!

ストーリーはトンチキでも猿飛さんのお芝居は相変わらず素敵ですし、今までと違ったお芝居もたくさん聴けるのでおすすめです。

 

 

特典はアニメイト ステラワース ホビガールズ/Amazon共通 DLsiteの4つもあります。

アニメイト ホビガAmazon共通 DLsiteはハッピーエンドで、ステラワースはメリーバッドエンドです。

 

 

まずはDLsite特典から

ヒロインが元カレから譲り受けた黒猫にシンデレラくんが嫉妬するお話です。

どうやら封印の黒魔法は無事に解けて徐々に記憶も戻っているみたいで安心。

本編でもちらっと名前は出てきましたが、この元カレいったい何者???灰の童話を狂わせてしまうほど周りの男たちを虜にしていたヒロインと付き合っていただなんて相当な男では!?!でも情報が黒猫しかないので本当に謎に包まれています。ミステリアスな先輩なんかよりよっぽどミステリアスだろ。

 

猫のことお前呼びしてて可愛いし、嫉妬してぷりぷり機嫌損ねてるのも可愛いです。ミルクって言うとき甘噛みしてて「みうく」って言っちゃってるのも可愛い。

 

ヒロインが自分のおねだりに弱いと分かった途端「おねがい…」とか言いだしてマイメロになるシンデレラくんが聴けるのはこの特典だけです。

本編の後日譚なので(それほど日数は経ってなさそうだけど)、初々しかったヒロインとのやりとりも自然になってきてるように感じます。

行為のテクニックも上達してて、ちょっといじわるなこと言ったり直接的なワードを使ったりしてます。じゅるじゅる音もしっかり激しめです。

とにかく嫉妬してるシンデレラくんが可愛いので聴いてください。

あと猫の鳴き声のSEが2パターンくらいしかなくておもろいです。

 

 

次はアニメイト特典について

この世界線でも封印の黒魔法は解けてるみたいです。

その黒魔法について少し補足説明がなされてるので、これを聴けば本編のもやもやが少し解消されるかもしれません。

 

再会するまでの期間、ヒロインのことを思って毎晩一人でしてたんだと彼女の目の前で自慰を始めるシンデレラくん。

見てもらうことでより興奮し無事に果てるのですが、良い雰囲気のままぱちぱちとヒロインのシャツのボタンを外し本番に突入。俺の恥ずかしいところ見せたんだからお姉さんも見せて?と自分で胸をいじることをお願いし、それを素直に受け入れるヒロイン。

お互いの恥ずかしいところを見せ合った後はバックで挿入です(マックでDSのリズムで)。

 

この特典はシンデレラくんの重たさが強調されてて、「お姉さん」と呼ぶときにじっとりこすり付けるように言っていたり、甘くささやいているセリフに"ずっと" "永遠" "独り占め"といった特徴的な表現が多く出てきます。

湿度が高く重量感のあるお芝居を聴けるのでおすすめです。

 

 

次はホビガールズ/Amazon共通特典について(私はこれが一番好きです)

書庫で魔法の本を開いたら元居た世界に飛んでしまったヒロインとシンデレラくん。

ヒロインの家に向かう途中ミステリアスな先輩に遭遇し、彼はまたヒロインのことを口説き始めます。

もちろんシンデレラくんはそんな彼を牽制しますが、自分の兄だと分かるとあまり強く出られない様子。威嚇でわんわん吠えるけど結局ぐぬぬ…ってなってるシンデレラくんはまさにワンコです。

 

ミステリアスな先輩とシンデレラくんが同じ場所にいるので猿飛さんの一人二役が輝きます。普通ならミステリアスな先輩が近づいた瞬間シンデレラくんがたちはだかりそうなもんだけどそうなってないし2人の声が一度も重ならないので、その場で一人二役を立ち回ってる?マイクの位置関係や移動距離やら色々あるからさすがにセリフとセリフの間は編集で繋げてると思うけど。

 

「いっぱいえっちしよ…?」の言い方5億点じゃないですか?ほどよくあざとさが無い。上目遣いじゃなく熱いまなざしで見つめてそうな言い方。

「俺~今日からここに住む」の言い方も最高 めちゃくちゃ満足そうに言う。語尾可愛い。

 

この特典は正統派なラブラブが聴けるので好きです。キスしてる時間が長いし年下ならではのムーブもあって純粋に愛し合う時間が流れてるのが魅力的でした。

知らないものにワクワクするシンデレラくんが可愛いのでもっと聴きたかった~

こっちの世界で思う存分たくさんの楽しいことを経験して欲しいです。

 

 

最後はステラワース特典について

この特典だけメリーバッドエンドです。

ヒロインが完全にドールになってしまった世界線

ドールになったヒロインにずっと話かけてるシンデレラくんですが、幸せだと言っている言葉全てが自分に言い聞かせているように聞こえます。かなしい。

 

行為中もヒロインはシンデレラくんの言いなりなので思ったとおりに動くけどそれは彼女の意思じゃないので、その空間には虚無の空気が流れているように感じます。

そこまで過激な要望が出てくるわけではないけど、ヒロインがシンデレラくんの要望に応える度(本当にやってくれちゃうんだ…)と空しさを感じてしまうほど。

 

その空気感をお芝居の力で作り出しているのが本当に凄いです。この特典の魅力はそこ。

満たされてるようなセリフばっかりなのにその裏に絶望的な孤独を感じさせるお芝居が本当にさすがで圧巻なので、聴く価値大ありです。

 

 

 

以上、長くなってしまいましたがここで感想は終わりにしたいと思います。

批判的な意見が多くなってしまったので不快な思いをされる方が居たら申し訳ありません。

私の感想で皆さんの分からなさを少しでも解消出来たならこの上なく嬉しいです。

 

ストーリーはトンチキですが猿飛さんのお芝居は素晴らしいので是非聴いてみてください。

辻褄の合わないお話をどうすれば良い感じに繋げられるか考えるのも楽しいのでおすすめです。

 

 

長文乱文失礼いたしました。ここまで読んでくださった方、そして私の感想に興味を持ってくれた方、本当にありがとうございました!

 

 

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